作品中で言及されている資料について、写本、刊本の該当個所をネット資料によって紹介しています。ウェブ上に公開されている資料があればリンクを張り、適当な資料がない場合は複写画像を桃山堂サイトに置いています。
★の数字は、紙の書籍のうえでの通し番号です。
リンク資料の多くは、国立国会図書館のものです。字が小さい場合は、「フルスクリーン表示」をクリックしてください。それでも読みづらいときは、虫眼鏡マークの拡大機能を使うか、プリントアウトしてみてください。
第一章
★1 櫻井氏作成系図
★2 青木氏関係資料
★3 御器所と祭祀土器『尾張志』
★4 筑阿弥入夫の事『太閤素生記』
★5 筑阿弥入夫の事『平豊小説弁』
★6 瑞龍寺蔵 木下家系図
★7 秀吉父方系図『系図纂要』
★8 秀吉曾祖父の事『南坊録』
★9 福島正則父親の事『落穂集』
★10 小出秀政の事『多聞院日記』
★11 大坂の陣、小出氏を気遣う家康
★12 青木一矩の事『祖父物語』
★13 大蔵卿の事『慶長日件録』
★14 淀殿の死亡年齢『翁草』
★15 大野治長の死亡年齢『土屋知貞私記』
★16 木村重成の最期、秀頼薩摩落ちの事
★17 福島正則伝『古今武家盛衰記』
★18 福島正則伝『藩翰譜』
★19 加藤清正娘の婚儀『当代記』
★20 秀頼の実子の事『大坂御陣覚書』
★21 お江と秀勝の結婚『太閤素生記』
★22 秀勝娘の婚儀『慶長日件録』
★23 秀次の隠し子『駒井日記』
★24 秀吉の母方祖父は刀鍛冶の説『豊太閤と其家族』
★25 秀吉母方系図『諸系譜』
★26 杉原家系図(おねの実家)『寛政重修諸家譜』
★27 木下家系図(おねの実家)『寛政重修諸家譜』
第二章
★28 下河辺長流は秀吉の甥?『摂津名所図会』
★29 大坂の陣、淀殿、大砲に驚愕す
★30 豊津稲荷と秀頼『摂津名所図会』
★31 浦賀城攻め、後藤又兵衛の活躍
★32 「水」をめぐる神道者の論考『類聚神祇本源』
★33 同上『神道由来記』
第三章
★34 『飛雲閣之記』
★35 非左右対称の美の実例『立花秘伝書』
第四章
★36 淀殿の見た悪夢 『秀頼事記』
★37 大坂城の怪談『金城聞見録』
★38 秀吉臨終の場面『大坂物語』
★39 『沓手鳥孤城落月』 「糒庫の場」(51以降)
第五章
★40 大坂城の能舞台『日本西教史』
★41 太閤能「北条」『謡曲評釈』
★42 伏見城で新作能を披露『三壺記』
★43 『桐一葉』「片桐邸奥書院の場」
第六章
★44 瓢箪馬印の詳述『片桐家秘記』
★45 秀吉の馬印『信長記』
★46 関白秀次への譲渡『鹿苑日録』
★47 石田三成と瓢箪馬印『武功雑記』
★48 大坂の陣についての昔語り『おきく物語』
★49 大坂の陣と瓢箪馬印『常山紀談』
第八章
★50 大坂の名水の事『摂陽奇観』
★51 土木工事の現場で汗を流す前田利家『利家夜話』
★52 同上、および背景解説『石川県史』
あとがき
★53 大神神社につながる豊臣秀次の系図
『三輪叢書』所収「三輪高宮家系」
■リンク先について
『立花秘伝書』は国文学研究資料館(所蔵は弘前市立図書館)、『おきく物語』は国立公文書館、『沓手鳥孤城落月』 は早稲田大学図書館、『石川県史』はTRC-ADEAC(自治体史・歴史資料検索閲覧システム)、『野史』はグーグルブックス、それ以外は国立国会図書館のネット公開資料です。桃山堂ウェブサイトの上に画像をはっている写本の多くは、国立公文書館の所蔵資料を使わせていただいています。
数年まえまでは、一部の研究者しかアクセスできなかったような江戸時代、明治時代の書物が次々にネット上に公開され、一般の人たちも読めるようになっています。私たちをとりまく読書環境の変化を踏まえて、リンクによる注釈・参照資料をつくってみました。『豊臣女系図』の電子版では、本文テキストからこれらの資料にリンクを張っています。